【毎日更新】相続税専門税理士ブログ

人生は選択と失敗の連続である【備忘録のススメ】

休日に家族でお昼を食べに出かけた。

ランチセット目当てである。

子供たちは予定通りうまそうなステーキセットを注文する。

カミさんは失敗しなさそうな石焼きご飯を注文する。

自分はカルボナーラか酢豚か迷う。

カルボナーラは大好きだから食べたくなる。

酢豚よりカルボナーラの方が好きなのだが、「酢豚」の文字を見た途端、口の中に旨酸っぱい感覚が広がり、酢豚以外のメニューを注文することが考えられなくなり、酢豚を注文する。

注文したものが運ばれてきた時、一瞥すると自分が注文した酢豚が一番コスパが悪そうに見えた。

ステーキセットはそれなりの肉のボリュームがある。

石焼きご飯はご飯にボリュームがあるし、さらにグラタンが付いている。

酢豚は肉が少ないのである。

中華なので、カミさんの石焼きご飯にグラタンが付くように、餃子とシュウマイが1個ずつ付いている。

それでも物足りない感じがする。

そう感じていると、子供から前にも自分は同じ物を頼んでいる、と指摘された。

すっかり忘れていたが、過去においても、「酢豚」の文字を見た途端、口の中に旨酸っぱい感覚が広がり、酢豚を注文したことは、想像に難くない。

毎日お昼を外に食べに行っているサラリーマンであれば、そういう経験は忘れない。

しかし、たまに外食する個人事業主は忘れてしまう。

このようなことを防ぐため、自分はエバーノートを使っているのだが、その備忘録にこの手のことをメモしている。

当たり障りのないものだけご披露すると、

○○の餃子は美味しくないからもう買わない

○○の洗車機は○○の1つ上のやつ(○○だと水はけが悪い)

こういうことを書いている。

今回のことも備忘録に書くべきか考えながら酢豚を食べ始めた。

旨かった。

そうだ。

自分はこれぐらいの量がちょうどいいのだ。

欲望に任せて食べ過ぎて後悔することが多くなり、若くないんだから量を求めるよりも美味しいものを食べるようにしたのである。

それに、うちの家族はみんな酢豚が嫌いなのである。

だから、酢豚を食べる機会がない。

酢豚を食べる機会を逃すワケにはいかないのである。

食べ物だと、最近まだ何度も失敗するのは天ぷらである。

天ぷらは大好きなので、お蕎麦屋さんでそばと一緒に注文したりするのだが、おそらくこれも年のせいなのだが、あまり美味しく食べられなくなった(美味しいところで食べていない可能性もある)。

それでも天ぷらを頼んでしまう。

これについては、備忘録に追加した。

酢豚については書かなかった(失敗ではないので)。

書かなかったので、また次に行った時、今日と同じこと(衝動→落胆→満足)を繰り返すかもしれない。

仕事においても上記のような備忘録的なものを作成している。

これは仕事の経験とともにどんどん量が増えている。

また、自分で本を読んで勉強したり、セミナーや勉強会で聞いて「これは(うっかりすると間違える)」と思ったものもどんどん追加している。

相続税の申告をする時には必ず確認することにしていて、量が多くて大変なのだが、これは同業者の方にはおススメである(自分のは見せないけどね)。