相続税専門税理士の富山です。
今回は、ある方とお話した際、気付いたこと・思ったことについて、お話します。
言い訳をしないと決める
昨日、ある方(「Iさん」とします)とオンラインでちょっとお話をさせていただき、アドバイスをいただきました。
Iさんはスゴい方なので、こちらが別にへりくだるつもりはなくても、Iさんのやっていることに比べれば自分なんてやっているとは言えない、という感じになるので、自分のやっていることを話すときに、「ちょっと~なので(できていない)」というような言い訳がましい話し方をしている自分に気付きました。
それに対して、Iさんが画面越しに「そうじゃないんじゃないの」と言っているような気がしました(これは完全に私の勝手な憶測であり、本当は違うかもしれません)。
できない言い訳をせずに、ちゃんとやればいいのではないか。
もし、今できていなくても、努力してやればいいんだから、今できていないことについて言い訳しなくてもいいんじゃないか。
と思ったのです。
自分に対する評価基準を下げたり、甘くすることで今の自分に満足するというのではなく、自分ができていないことを自覚したとしても、それを人に対して言う必要はないんじゃないか、できていないことに気付いているんだったらやれよ、と言われたらそれで終わりじゃないか。
と思ったのです。
だから、言い訳をしない、それを言葉に出さない、と決めることが必要だと気付きました。
言い訳をしないためには?
言い訳というと、「忙しいから(できない)」「大変だから、難しいから(できない)」というようなモノが多いと思います。
だとしたら、忙しくないようにすればいいワケで、また、大変じゃないようにすればいい、ということになります。
つまり、効率化が必要だということです。
1日の時間の使い方、タスクの進め方、そういったことを工夫せずに、「忙しい」とか「大変」という言い訳をするのは、オカシイのではないでしょうか?
また、忙しくなる理由としては、仕事の受け方に問題があることも多いハズです。
私のような個人事業主の税理士の場合であれば、仕事を多く受けることにより忙しくなるようであれば、仕事を減らすことも考えるべきですし(忙しいからこれくらいで、と言いながら、仕事の質を下げていたら、お客様に失礼です)、仕事の進め方を工夫し、仕事に見合う報酬をきちんといただくようにしていくことも必要です(報酬が安くて時間ばっかりかかってやんなっちゃうよ、なんて思いながら仕事をしていたらお客様に失礼ですし、そもそも、その報酬で受けた自分が悪いワケです)。
そして考えてみると、Iさんはセミナーやネット上で、そのようなことをずっと発信し続けていらっしゃいます。
目の前の仕事や雑事に追われていてはいけない、タスク管理や時間管理をキチンと行いながら効率化を進め、ちゃんと考えて仕事をしていかなければならない(それが言い訳をしない仕事の仕方や生き方につながっていく)、と思いました。
想う相続税理士