相続税専門税理士の富山です。
今回は、相続税申告における税理士の役割について、お話します。
相続税の申告はほとんどの方が初心者
相続税は、亡くなった方の遺産を相続で取得する際に課税される税金です。
一定の金額以上の遺産を受け継ぐ際には相続税の申告や納付が必要となり、煩雑な書類作成や計算が求められます。
これらをスムーズに進めるためには、税理士のサポートを受けることが非常に有益です。
ご自身で相続税に関する法律について勉強され、それに基づいて申告をするのは大変素晴らしいことですが、相続税の申告には決められた期限があります。
そこで、相続税の申告をする場合の税理士選びのポイントを分かりやすく解説します。
専門知識と経験
相続税には、複雑になってしまった数多くのルール(法律の規定)が存在します。
簡単明瞭なルールだったら楽なのですが、その法の網をすり抜けるような申告が行われると、それを封じ込めるような税制改正が行われます。
これは、課税の公平を保つためには必要な措置なのですが、それにより、ルールがどんどん複雑になってしまっているのです。
正しい相続税の申告や計算を行うためには、豊富な専門知識と経験が必要です。
そのような専門知識と経験を持つ税理士を選ぶことにより、正確な財産評価と税額の計算を行うことができ、効果的な節税も可能となります。
信頼性と実績
税理士を選ぶ際には、信頼性と実績も重要な要素です。
その税理士の口コミや評判、ホームページに掲載されているお客様の声などを確認することで、信頼性の高い税理士を見つけることができます。
また、実績が豊富な税理士は、過去の相続税申告において様々な事例を経験しています。
そのような税理士を選ぶことが、安心につながります。
コミュニケーション能力
相続税の申告手続きは、個人の感情が絡む場合が多く、状況によっては家族内での意見の食い違いが起こることもあります。
相続税の申告には期限がありますから、客観的な立場から申告・納付まで導いてくれるコミュニケーション能力に長けた税理士を選ぶことが、円満な相続手続きにもつながります。
想う相続税理士
専門知識と経験、信頼性と実績、コミュニケーション能力を確認し、相続税の申告手続きをスムーズに進めるための力になる税理士を選びましょう。
家族や遺産を守る大切な一歩は、信頼できる相続税専門の税理士を選ぶことです。