親戚の税理士「相続手続きは俺がやる!」任せて大後悔の日々 https://t.co/OekF9a8NSV @gentoshagoより
— 想う相続税理士 秘書 (@japantaxprosec) August 23, 2021
相続税専門税理士の富山です。
今回は、反面教師税理士をまた見つけたので、お話します。
反面教師税理士を見つけた!
関係が近い税理士は断りづらい
冒頭のツイッターの記事を読んだんですが、税理士の対応がヒドいですね。
ヒドい対応をされても断りづらいというところが、関係が近い場合のデメリットですよね。
相続税の申告は、他の税金に比べ、計算に時間がかかるため、断って他の税理士に依頼するのであれば、早めに判断する必要があります。
財産が多い場合にはなおさらです。
円滑なコミュニケーションが不可欠
申告を依頼する側のお客様は、ほとんどの方が、相続税の申告をするのは初めてです。
分からないことや間違いが多いのも当然です。
そこにコミュニケーション不足が重なれば、さらにお客様のミスは増えてしまい、結果として、税理士側の業務も非効率なものとなってしまいます。
お互いが質問しやすい関係性を作り、無事に期限までに申告を終わらせるという共通の目的を達成する仲間のような関係になる必要があります。
そのコミュニケーションがきちんと取れないと、長丁場のやり取りは結構大変になってしまいます。
相続税は損失のインパクトが大きい
他の税金に比べると、相続税は、失敗した時の損害が大きくなる傾向があります。
財産の金額が大きくなればなるほど、相続税も跳ね上がります。
そうなると、何か計算上の間違いなどがあったことによる相続税額のズレも大きくなります。
ほとんどの方が相続税の申告をしたことがないので、その相続税の金額が妥当なのか(高過ぎないか・安過ぎないか)も感覚的に分からないまま申告しているというケースが結構多いのではないでしょうか。
知識を武器に!
最近特に、最初にお客様にお会いした際、お客様が相続税について、ネットでいろいろと調べてこられているのを感じます。
通常は、そのようにご自分で知識を身につけなくても、税理士にご質問などをいただければ、きちんと回答してくれると思いますが、もし冒頭のツイッターの記事のような税理士に遭遇してしまい、なかなか断ることもできないような場合には、やむを得ないので、ナメられないよう、ネットでも本でもいいので、知識武装して頑張ってください(なんでもなかったら、そんなことをする必要はないのですが)!
その時には、1つのサイトだけを見ず、いろいろなサイトを見て、何が本当なのかを判断してください。
想う相続税理士
早めにあなたに合う税理士を見つけて、早めに依頼しましょう!